壁美人を移動したいけどうまくできるかな。注意点はあるのかな。
そんな疑問を解消します。
壁美人は壁に大きな穴を開けずに設置ができるため移動ができるという大きなメリットがあります。
また、壁側金具を押さえるフィルムは再使用することができます。メーカーは2、3回の再使用は可能としています。しかし、取り外しや再取り付けの場合に注意点がありますのでご紹介します。
壁美人の取り外し手順
手順は以下の流れになります。
- テレビを取り外す
- ホチキスの針を抜いていく
取り外しは単純作業ですがテキトウにバリバリ剥がすと
〇壁紙を傷める可能性がある
〇フィルムが再使用できなくなる
というまずいことになりかねないので私は1本1本地道に外しました。外すだけで3時間…。
ちなみにフィルムはホチキスの針を差す位置を変えれば2,3回は再使用可能なようです。
ホチキス針を抜くコツ
私は取り付けにも使用したホチキスの後ろについてる針抜きを使用しました。素早く抜くポイントは針の片側だけ抜いていって最後にペンチなどでまとめて抜いていくとスムーズでした。
針抜きだけで抜こうとするとかなりの確率で針がどこかに飛んでいきます。しかもけっこう遠くに飛びます。探すのに時間が取られるますし針が刺さって危ないです。
このように片側だけ針を浮かせておいて
こんな感じでペンチでバシバシ抜いていきましょう。力を入れ過ぎて針抜きをフィルムどころか壁紙まで突き刺してしまわないように力強さの中に繊細さも残した作業をしていきましょう。
壁美人を取り外した後の壁
これが見せどころの取り外し後の壁です。
穴は目立ちにくいです。穴の存在を知らない人はなかなか気づかないと思います。棚によってできた影のところにある穴は光に当たっている穴よりも目立ちました。
しかし問題は穴の数が多いことです。ひとつひとつが目立たないとしてもその穴が1440個密集しているとなかなかです。(我が家は一番大きいサイズ)
もし私がその部屋の次の住人だったら気付いたときには
え、何この穴怖...
って確実になると思います。
アパートで設置したい場合は大家さんもしくは管理会社に相談するのがベストでしょう。
壁紙の貼り換えを求められる可能性もあるため自己責任で取り付けましょう。
壁美人の再取り付け時の注意
フィルムはホチキスの針を差す位置を変えれば2,3回は再使用可能なようです。
ただ実際に再使用時にホチキスを打つときに穴をズラすのはけっこう難しいです。理由はしっかりホチキスの針を根元まで刺すには真ん中が一番打ち込みやすいからです。
左右にズラすとホチキス本体が壁掛け金具のフチに当たってしまい針がしっかり刺さらなかったりします。上下にズラすと1箇所に2回打ちにくくなります。
そこで私はホチキスはなるべく穴がズレてくれと思いながら打っていき、心配な箇所は3回打つなどして対応しました。55インチのテレビを取り付け2年以上経過していますが今のところ全く問題ありません。
ちなみにホチキスの針も付属の針(ステンレス製)がなくなったので市販の鉄製の針を使用しました。こちらも2年以上経過してる現時点で問題はありません。
心配な方はフィルムと専用の針を新たに購入すると間違いないでしょう↓
まとめ
壁美人は以下のように取り外し、再利用しましょう。
1.テレビを取り外す(壁掛けテレビ用の壁美人の場合)
2.フィルムを損傷しないように気を付けながらホチキスの針を抜く
3.フィルムを再使用する場合はホチキスの針の穴がズレるようにして刺す(2.3回の再使用は可)
作業する際は焦らず慎重に行いましょう。良い壁美人ライフを!