グスケットの使い勝手はどんな感じ?
グスケットと他の抱っこ紐との違いは?
グスケットはメリットデメリットはあるの?
こんな悩みを解消します。
子どもは気まぐれに歩きたがったり抱っこを求めたりします。体重は増えてきて抱っこも大変、でも抱っこ紐をもしものために常に持ち歩くにはかさばる。
では仕方がないと子どもが小さいうちだけの我慢と外出を控えてしまう方もいるかもしれません。
いろいろな抱っこ紐があるけど正解が分からなかったあなた。その答えがグスケットかもしれません。実際に使用して感じたメリットデメリットをお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください!
1まずはじめに
グスケットってなに?
かさばるヒップシートの悩みを解消した、ショルダータイプの抱っこ紐です。
両手が離せて使える抱っこ紐とは違い、抱っこのサポートの役割といったところです。おしりを支えてくれるので抱っこをしていても腕が辛くならず片手がフリーになります。
グスケットを使える年齢は?
生後約6カ月から体重20kg(約4歳)までの使用を推奨されています。
自己責任にはなりますが、私は3カ月の子どもを家の中で抱っこであやす目的で数分利用し、そのままグスケットの中で寝てくれました。
子どもが落ちないよう支える手の逆手はフリーになるので、ただ抱っこするよりもうんと楽です。
本格的に使い始めたのは、やはり6カ月頃からでした。
3カ月~6カ月頃まではコニーを愛用していましたが、
8kg超えになったことと、対面抱っこだけでなく周りを見渡し色々な刺激を受けてほしいことを考え、6カ月を過ぎてからグスケットの使用が急激に増えました。
グスケットを使うタイミングは?
2歳の子どもは、抱っこ紐を嫌がるので使用することはなく、基本的に6ヵ月の子どもに使用しています。2学年差ママのリアルな使うタイミングは、
・1人で0歳と2歳を連れて外出する時(家から車まで・車から目的地まで)
・0歳を寝かせておけない状況で、2歳が体を動かす遊びをする時(座って遊ぶ時は0歳はひざの上)
・家族4人でちょっとした買い物の時(パパがいない状況や買い物等時間がかかる買い物の時はコニーでがっちり抱っこ)
6カ月までは、これらの状況すべてコニー抱っこ紐で対応していましたが、首や腰が座り体つきがどっしりしてきたことと、周りへの興味が出てきて視野が広くなった6カ月頃からはグスケットの方が合っていると感じます。
2グスケットのメリット
抱っこ&降ろすの装着がカンタン
装着はまず大人がグスケットを肩にかけます。
まだ立てない赤ちゃんの場合は、抱っこで持ち上げグスケットを子どもに被せるようにして中に入れます。赤ちゃんの足がカエルの足のようにM字になることを意識して、子どものおしりにヒップパッドの中心が当たるようにし、そのままベルトをぎゅっと引っ張れば簡単に装着完了です。
1歳過ぎからの、立てるようになった子どもの場合は、大人の肩にかけているグスケットをそのまま上から子どもに被せるようにし、ここからは一緒です。子どものおしりにヒップパッドの中心が当たるようにし、そのままベルトをぎゅっと引っ張れば簡単に装着完了です。
慣れてしまえば、装着にかかる時間は30秒以内です。
降ろすときはしゃがんで子どもを立たせてプラスチックバックルを外せばおしまいです。
これはグスケットにしかないスピード感でしょう。
妊娠中でも使える
妊娠後期からは特に、腰ベルト付きの抱っこ紐やヒップシートだと大きなお腹への負担があり装着が難しくなってきます。
その点、グスケットは肩にかけるショルダータイプなので、お腹に圧がかからずに抱っこすることができます。グスケットは妊娠中でも使える数少ない抱っこ紐です。
長く使える
メーカーは約6カ月から体重20kg(約4歳)までの使用を推奨しています。身長が大きい子でも体重が20kg以下なら使えます。
片手がフリーになる
一般的なウエストポーチ型のヒップシートでも乳児期からの抱っこのサポートとして使用可能ですが、土台にただ乗っている形になるので滑り落ちることがあるため注意が必要です。
グスケットは片手で支えてあげれば滑り落ちることはないので逆の手はフリーになります。荷物を持ちたいときなどおすすめです。
コンパクトでかさばらない
233gで、畳むと手に乗るサイズになります。350mlの缶よりも一回り大きい位です。上着に大きめのポケットが付いていれば入ってしまうサイズです。
肩に掛けていても邪魔になりませんし、リュックのサイドポケットにしまうことも可能です。
見た目がスマート
これはグスケットの大きなポイントです。抱っこ紐=赤ちゃんのイメージがある方もいるため、段々と体が大きくなってきた子どもに抱っこ紐を使うことをなんとなく恥ずかしく思う親御さんもいらっしゃるようです。
「まだ抱っこ紐使っているんだ?」そんな周りからの目が気になる方でも、グスケットだと見た目がスマートなので、抱っこのサポートをしているだけ。そんな感覚で使用できます。
そして子どもが歩きたくなって降ろした時にもママは付けたままでもお洒落の邪魔になりません。すぐに抱っこー!ってなっても安心です。
ヒップシートの場合は子どもが降りた場合にちょっと恥ずかしい見た目になってしまいますがグスケットならママの見た目も損ないません。
色展開が多く可愛い
●ブラック●ベージュ●グレー●ピンク●ブルー●カーキ●ミント●コーラル
更に、ヒョウ柄ブラウンヒョウ柄グレーゼブラ柄まで取り揃えています。
パパママで兼用できる
自分のサイズを覚えやすいメモリ付きで、簡単にサイズ調整ができます。
とにかく見た目がスマートでコンパクトなので、体が大きなパパが付けても圧迫感もなく、抱っこ紐特有の暑苦しさも少ないです。
洗濯機で洗える
汚れてしまった場合でも洗濯機で洗えます。公園で遊んで汚れてしまった子どもにも安心して使えるのではないでしょうか。
左右どちらの肩にでも掛けられる
片方の肩が疲れてきたときや夫婦で利き手が違う時にも、どちらの肩にでも掛けられる仕様になっているのはありがたいです。
3グスケットの注意点
長時間の連続使用には不向き
子どもの体重を片側の肩ですべて支える為、子どもの体重が増えるほど親が抱っこしていられる時間は減っていくでしょう。サッと使いたい時や急な抱っこへの備えとして使うのに適しています。
私の経験では体重10kgの子どもの抱っこ1時間程度で肩に限界がきました。
しかしグスケットで1時間抱っこする機会はなかなかなく、はじめから長く抱っこすることが想定される場合は普通の抱っこ紐を使用するのが良いでしょう。
収納ポケットが子どものおしり部分に当たる
収納ポケットは子どものおしりを支える部分にあるので、スマホを入れると固くゴワゴワ。おそらく座っているおしりにも違和感があると思われます。
財布やスマホを入れるにはあまり適していないようです。
子どもを前向きにしての使用はできない
ヒップシートは子どもが土台に乗るだけなので大人がしっかり支えてあげればどちら向きでも可能ですが、グスケットの場合は大人と対面する向きのみでの使用となります。
まだ立てない子供には少し付けづらい
上にも書きましたが立っている子に対して付けるのは早いですが、立てない子に付けたい場合は抱っこしつつおしりにシート部を当てて肩ひもを締めるのでやや時間が掛かります。
それでも普通の抱っこ紐よりは格段に早く付けられます。
まとめ
グスケットの抱っこ紐は下記に当てはまる方におすすめです。
〇抱っこ紐を常に持ち歩き急な抱っこに備えたい方
〇妊娠中の方
〇抱っこ紐さえもおしゃれの一部にしたい方
〇パパママ兼用で使いたい方
グスケットは子どもの歩き始めから体重が20キロになるまで抱っこをせがまれたときにずっと使うことができます。
ヒップシートなどと迷っている方、グスケットを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。